新年の幸運を握るフランス・ベルギーの新年伝統菓子【ガレット・デ・ロワ】

1月6日はベルギー・フランス新年で、ガレット デ ロワ(Galette des rois)を楽しむ日です。

ガレットデロワは外はサクサク、中はしっとりしたアーモンドクリームが入った焼き菓子で、1月6日の「公現祭」(エピファニー・Epiphanie)をお祝いして食べるお菓子です。

なぜ1月6日に食べるのかというと、キリスト教の公現祭(Épiphanie)の日に、キリストの誕生を祝うためにアジア、アフリカ、ヨーロッパの3大陸から訪れた東方三博士がお祝いの贈り物を持って訪れた日を記念としてだそう。


ジョナはこの【ガレット・デ・ロワ】のお祝いははクリスマスケーキよりも1月1日のごちそうよりもワクワクするイベントだと言います。このガレット・デ・ロワなしでは新年はないんだそうです。(そんなにガレットデロワは大切なのね。)


さて、このガレットデロアの何が楽しいかというと、このお菓子には金色の紙でできた王冠が一緒についてきます。そして、お菓子の隠されている「フェーヴ」(Fève)という小さい陶器の人形が当たると、その人はその一日、その王冠をかぶり、王妃または王様になり、皆から祝福され、その人はその一年の幸福を握ることができるという古い伝統がフランス・ベルギーにはあるのです。


早速ガレットデロワのお祝いでシャンパンと共に食べてみると、あぁ、この味!サクサクなのに、中はしっとり、それでいて甘さがちょうど良い私の大好きなお菓子でもあります。ニコフランスのお菓子っていう感じがします。


さて、ガレットデロワを4切りにしたので、50%の確率でフェーブが当たるはずですが、今日は誰もあたらず・・


うさぎのルカちゃんがガレットデロワを美味しそうに見つめていました…。

というわけで、ガレットデロワの勝利者は明日に引き続きとなりました。


明日はカナダ在住のヨガの友人と久しぶりにテレビ電話をする予定で、今から高揚しているわたしです。距離を超えて繋がっていられる友人って何よりも大切だなぁと感じます。



明日は今年初めて私たちの町も雪景色となるそうです。



窓から見えるうしたちも納屋の中に入ることでしょう。

【自然とハーブと暮らす】オーガニック・プラントベースレシピ│Keri Keri Natural Living

Keri Keri Natural Living へようこそ!ヨーロッパのオーガニック情報やプラントベースレシピをもっと身近に楽しめるように紹介しています。持続可能でゼロウエストを目指した自然と調和したシンプルな暮らしも紹介します。ベルギーを中心に海外のオーガニック・ハーブ情報もたくさん載せています。

0コメント

  • 1000 / 1000