世界パンデミックによってわたしたちが失いかけているもの。
コロナウイルスによる世界パンデミックが始まってから3か月が過ぎようとしています。
みなさんはどんな心情でこの世界パンデミックを乗り越えようとしているのでしょうか。
私の心はさまざまな葛藤がありました。まずは悲しみ。生まれてからいままで体験したことのないような事態が嵐のようにやってきて私たちは家で隔離されるように。自由に人に会えることもできず、グロッサリーストアに行っても消えてしまった人々の笑顔。そして緊迫したグロッサリーストア内。だれも挨拶もしないし、レジでは1.5メートルのソーシャルディスタンスをあけなければならない。友人の家で食事をすることも難しくなった。お互いがもし菌の保有者であったとしたら、責任はとれないからー。
誰かが咳をすれば、マスクをして目だけ見えた顔が冷たい視線を送ってくる。職場でもハグをすることもなくなり、みな、お互い私物には触らないようになっていった。
そしてゴーストタウン化した街。
こんな日が来るなんて誰が想像しただろう。
なんて世界になってしまったのだろう。
家がある人はまだいい。家にいれば自分の身を守ることができる。だけれど、世界の家のないホームレースの人たちは路上にとどまるしかない。どうすることもできず、飢えにより亡くなってしまう。彼らはいったいどうなってしまうんだろうか。
ひとり暮らしの寂しい老人はさらに孤立化していく。
会社が次々と倒産していき、お金でまわっていた世の中が崩れていく。
そして人々からは笑顔が消え、恐怖だけが残っていく。誰が感染しているかわからない状態でみなが人と距離を置くようになっていく。
ある人はこう言っていました。
恐怖はウイルスよりも早く人に伝染していく。
ロックダウンが解除されたとしても、しばらくはもとの世界に戻ることはない。
今、世界では NEW NORMAL(ニューノーマル)という言葉が非常によく使われていますがご存じでしょうか。
それはロックダウンが終わった後もいままでの日常ではなく、“新しい日常”を受け入れて生活するようにということです。
例えば、レストランで食事をするとき、テーブルの間は2メートルを開けるように。
食事の最中もソーシャルディスタンスを保つように。
コンサートや大人数の集まりは当面禁止に。
レジで並ぶときは2メートル開けるように。
ウイルスを封じ込めることができるのなら、私たちはそのように従わなければなりません。
ただ、わたしたちの感情はどのようにして癒していくのでしょう。
今世界は癒しを必要としています。
今だからこそ、人間のあたたかさ、やさしさ、笑顔を忘れないことが大切だと感じます。
たとえ、ニューノーマルという非日常を日常として受け入れなくてはならなくても、私たちが繋がっていればまた人々に笑顔は戻ってくる。
日本はロックダウンはせず、自粛していると友人や両親から聞いているので、みなさんはどんな心情でこの時期を過ごしているのでしょう。
こんな時だからこそ、自分や周りを大切にして笑顔を忘れずに、
どうか安全にお過ごしください。
Whoever is reading this, I hope you are having a great day. Take care and stay safe. If you are having a tough day, please take a break and treat yourself to something nice. I love you:)
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