パースニップのベジタリアンクリームスープ
今日はパースニップクリーミーポタージュスープのレシピをご紹介します。パースニップは日本でみられることはあまりないかと思いますが、海外ではよく見かける野菜。パースニップはやわらかな甘さをふくむ栄養価満点の野菜です。ヨーロッパのスーパーでもよく見かけます。
せっかく海外で暮らしているのだから普段使わない野菜も使って料理したいけど、どう調理していいかいまいちわからないことがあります。
Radhe's kitchen では海外でもっと楽しくヴィーガン、ベジタリアン料理を楽しめるよう、おしゃれで簡単なヴィーガン、ベジタリアンメニューを紹介しています。
Ingredients
4人分
・パースニップ・・2本 皮をむいて一口大に切る。
・ セロリ・・1本 小さ目に切る。
・ にんにく・・1個 みじんぎり
・ ナチュラルバター・・ 大さじ1
・ エシャロット・・1個 みじん切り
・ フレッシュミルク・・ 250ml
・ お好きなフレッシュハーブ・・少々
Method
- セロリ、エシャロット、にんにくを細かくきざむ。大きめの鍋にバターをしいて、エシャロットを加えて、エシャロットに火が通るまで弱火で炒める。
2.セロリ、にんにく、塩を加えて弱火で10分ほど炒める。
3.一口大に切ったパースニップを鍋に加えてさらに7分ほど中火で炒める。
4.パースニップがかくれるぐらいまでの水を加えて中火でパースニップが柔らかくなるまで20分ほど煮る。(ふたをしても良い。)
5.ブレンダーでパースニップの形がなくなり、完全になめらかになるまで野菜を砕く。フレッシュクリームを入れて、塩、コショウでしっかりと 味付けし、弱火で10分ほど煮る。
6,フレッシュパセリかディル、お好きなハーブを上にのせて出来上がり。
ヨーロッパの家庭料理ではスープに美味しいパンを添えるだけでメインディッシュとなります。日本のお母さんは料理が大変だなぁとよく世界から言われているように、イタリアなどを除き、ヨーロッパの家庭料理はとてもシンプルな料理が多いです。子供のお昼のランチボックスも、パンにジャムをはさむだけなどがごく普通。オーストラリアや北アメリカも同じ。特に日本のように、夕飯で何種類もおかずを作ったりということはめったにありません。日本のお母さんってやっぱりすごいな。
ヨーロッパの夕飯事情はというと、たとえばドイツでは温かいミール(食事)は昼に、夜はコールドミールを食べるのがごく普通。コールドミールというのは、夜は火を使って調理をしないという意味で、ドイツ式の食べ方を続けている人は夕飯はコールドミールが多いです。
まず、ソーセージを切り、チーズをきり、トマトやきゅうりを切り、そして必ずパンを添えて食べる。準備にかかる時間は5分のみ!お皿も使わず、木のまな板に全ての切った食材をのせて食べるだけ。ドイツ人気質として、理にかなっていることがとっても大切。だから一日の最後の夜は家に帰ってきてゆっくりすることが目的なので火を使って料理をすると時間もかかるし、洗う時間もかかる。コールドミールなら5分で切って食べられるし、夕飯を作っている時間を他のことにまわせるという考え方があります。ミュンヘンなどの南ドイツは他のドイツの地域と少し異なり、イタリア料理もよく好まれていたりするので、夜にパスタを作る家もけっこうあります。人によってもちろん異なることも。
また、ヨーロッパでは女性も男性もフルタイムで共働きが多いので、「主婦」という考えが昔のヨーロッパ、東ヨーロッパ、イタリアの一部を除いて存在しません。女性も男性と同じように働いて当たり前、という考え方があります。
ヨーロッパのおうちに招待されると、北米とはまた異なり、質素にシンプルなディナーを楽しむことが増えました。わたしも美味しいスープとパンだけで夕食をとるということにすっかり慣れました。
そして私の料理レシピもシンプルに美味しくがモットーです。
Bon appétit !
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