ベルギーワロン地方の美しい町と暖かい人々
森の中を散歩するのがわたしたちの日課ですが、最近はかなり冷え込んでいたので歩いていませんでした。
そして、久しぶりに少し歩こうとなった週末。
シティまで車で30分、電車でも歩いて2分の駅から30分でシティまでいけるのにこんなに自然が豊かで人が優しい場所があったんだね。と、ジョナに言うと、だからフランダース地方のオランダ語圏のベルギー人もこのアルデンヌの森が好きでバケーションで癒やしを求めてやってくるんだよ、と。
私がティックを恐れて草がある歩道を歩きたくなかったので、ジョナがわたしを背負ってくれ歩いていたら、向かいから来た車の人がボンジュール!と挨拶をしてくれたので、わたしたちもボンジュール!
孫らしき小さい男の子を助手席に乗せたおばさんは、
「いい天気だね!その子怪我しちゃったの、大丈夫?」と聞くので、
「いいえ、そうでないんです、ただティックがこわいだけんです。」(笑)というと、
「そうなのね!ひまだったらわたしのファームに来てちょうだい。いま新鮮な卵がとれたばかりなの。よかったら何個かあげるわ。あそこのサインがみえる?このままずーっとまっすぐ行って左に曲がったら11番が見えてくるからそこがうちよ。普段ビオショップにおろしてる卵だから美味しいわよ。」
わたしたちは顔を見合わせて、
「もうちょっと歩きたいんでまた次回行きます、ありがとう。」
と言うとおばさんは手を上げて、「ハーイ!それではまたね、いつでもうちに寄っていいわよ、オルヴォワール!」と前からの友人のように去って行きました。
紅葉はすっかりおわり、冬の木々たち。
楽しそうに遊ぶこどもたち。
次の町まで森散策。
一時間ほど歩いてとなり町まで・・。
アルデンヌの冬の森からでした。
今年はまだまだ寒くなりそうです。
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