ジェニーおばあちゃん手作りベルギーワッフル

祖母の家を訪ねると、ジェニーおばあちゃんは言いました。

「わたしのかわいい孫たちにおいしいものを作ったわよ!」


彼女は箱を開けると・・



手作りワッフル!


ベルギーワッフルを人生でこんなにワッフルを食べたことはないです。

おばあちゃんの手作りワッフルは何度も食べましたが、そんなに甘くないし、手作りのふわふわワッフルは一番おいしいと感じます。


おばあちゃんはシンプルな生活か一番よ、といって自分はあまり何も買わないのにわたしたちにはとても良くしてくれます。

わたしが薄いコートを着ていると、すぐに自分の暖かいコートを取り出しわたしに着せてくるのです。そしてどんなときも笑顔を絶やさないのです。


苦労しているからこそ、幸せのありがたみが分かるのよ。と言います。


ワッフルにまつわる話ですが、この前に私たちが電車を待っている間にカフェに入り、ワッフルを注文したのですが、そのワッフルがあまりにもおいしくなかったので、このワッフル全然おいしくないね、と言った瞬間、私のフォークが突然壊れ、壊れたプラスチックの破片が私の指に突き刺さりました(笑)


衝撃の痛さ。痛い!と声を上げた私に、となりの老夫婦が笑いながらワッフルの呪いだな(笑)と笑顔でいうので思わずみんなで笑ってしまいました。



おばあちゃんだけでなく、ベルギー人は優しいと感じます。他人でもすぐに会話をします。

あいさつはいつもボンジュールから!

わたしがホームで来ない電車を待っていると、向かいのホームから、2,3人の人たちが手招きをしながら、今日は車両故障でそっちには来ないからこっちのホームにおいで!早く〜!と、私を呼びます。車掌さんも、早くおいで〜!電車でちゃうよ〜走っておいで!と待ってくれました。わたしが息切れしながら電車に乗ると、みんな、あ〜良かったね、あのまま反対のホームで待っていたら君は何時間も置き去りだったよ。と言います。




また、先日ドイツまでおばあちゃんの誕生日のお花とプレゼントを買いに行ったときのことです。


わたしがビオストアに入ると、



ドイツ人の女性があら、なんて美しい花なの!


とドイツ語で言ってきたので、わたしは英語で今日は祖母の誕生日なんです。と彼女に言うと彼女はごめんなさい、わたしは英語話せないのと言うので、わたしこそドイツ語が話せないのごめんなさいと言いました。


彼女はちょっとまって、とわたしに言うと、


ハッピバースデーあなたに!


と、オーガニックのボディクリームをくれたのです。


わたしはわたしのバースデーではないの、と言いましたが、いいの、いいクリームよ!と笑顔でくれました。その日は一日気持ちが弾んでいました。


私たちはどこにいても同じ、色んな国に住んだ後も、国民性は確かにあってもハートとハートで繋がれれば国も言葉も越えられる。そう感じました。




ところで、話はワッフルに戻りますが、ベルギーには2種類のワッフルがあります。左側はブリュッセルスタイル、右側はリージュスタイルです。


私はワロンよりもあって、リエージュワッフルが好きです。



タッパーいっぱいにワッフルを焼いてくれたおばあちゃん。

ジェニーおばあちゃん大好き。



ありがとう。



Bonne après-midi! 



【自然とハーブと暮らす】オーガニック・プラントベースレシピ│Keri Keri Natural Living

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