ベルギーのアルデンヌの森に潜む美しい隠れ家スパ
ヨーロッパにはテルメと呼ばれる、天然温泉、またはスパ（spa）が至るところにあります。人々は癒やしをもとめてテルメに訪れます。
ベルギー東部の自然の中に位置するスパはそれはとても美しく入ったあとは体もツルツルになります。スパはアルデンヌの豊かな森の中に存在し、「ピエール・ル・グラン」や「トレヌの泉」「ジョロンステールの泉」など多くの源泉も点在していることで有名な場所。
ユネスコの世界遺産に登録されているこのスパは、ローマとのつながりがある歴史ある温泉町。（プリニウスは水の治癒特性について書いています。）それにもかかわらず、このスパは海外からの訪問者は非常に少なく、訪問者は地元の人という森の中にひそんでいるテルメ。
400年間もの長い間、世界で最も人気のあるミネラルウォーターの1つであるSPAの都であるこの都市は美しい緑で溢れています。水源が豊かなスパの市内では通常お店で買わなければならないミネラルウォーターを無料でボトルに入れて持ち帰ることができます。
私達がリラクゼーションを求めて、スパにいかない？と言うように、あの「スパ」の言葉の語源もこのベルギーのspaという町がはじまりです。
このレテルメドスパは、地元のクレメンタイン泉を源泉とし、33℃の温度を保つモダンでロマンチックな雰囲気あふれる温泉。サウナとスチームルーム、アロマの香りが漂うリラクゼーションルーム、そして周囲の自然の美しさとのつながりがスパを特別なものにしています。
このテルメの大きな窓からはワロンの田園地帯が見渡せます。また、さまざまなリートメントやウェルネストリートメントもあり、トラピストビールのサラダやオープンサンドイッチを提供するカフェもあります。
レテルメドスパからのアルデンヌの森と谷の眺め。
スパは、日本の温泉というよりは広い温泉プールといったかんじですが、お湯は充分に暖かく、サウナ、ハマム、リラクゼーションルームまであります。わたしたちはここへ来るとまず温泉に入り、サウナ、ハマムにいき、そしてアロマのリラクゼーションルームで30分ほど休んでまた温泉で少し泳ぎます。
スパから出たあとは、入場口に鉄分とミネラルが豊富に含まれている天然水を持ち帰りますことができます。自然な湧き水なのにスパークリングウォーターの炭酸水ですので、レモンを絞っても美味しく飲めます。
わたしたちはどんな素敵なショッピングモールにいくよりも、このスパでリラックスするのが一番好きです。
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