なぜ世界でリサイクルガーデニングムーブメントが起きているのか。ペットボトルはリサイクルされない。
【ペットボトルはリサイクルされない事実】
ペットボトルを分別すると、エコで再利用されると思っている方がほとんどだと思います。私もそうでした。
現在、世界ではペットボトルを使ったリサイクルガーデニングを立ち上げる人が注目され、使用済みのペットボトルを使ったリサイクルガーデニングムーブメントが世界中で高まっています。
なぜでしょうか?
使ってしまったペットボトルを単純にリサイクルすれば良いのでは?と考えるかもしれません。しかし、私たちは使用済みのペットボトルを単純にリサイクルできると考えているけれど、実際はそうではありません。
プラスチックの世界生産が始まった1950年、年間200万トンから今日までに地球上で作られたプラスチック製品の総量は83億トンに達するといわれています。
それにもかかわらず、実際リサイクルされるプラスチックはたったの9%のみ。大部分の79%は埋め立て処分されるか、海や自然環境に投棄されることも。焼却されるのはわずか12%。このままプラスチックの生産と廃棄が続くと、世界中がプラスチックの埋め立て地であふれてしまうことになります。
それに加え、プラスチックはリサイクルされる度に品質が落ちていくので、ペットボトルはペットボトルとして再利用されるのは少ないのです。
そこで使ってしまったペットボトルが土壌に埋められてしまうなら、ガーデニングをする際、新しい鉢を買う代わりに使い終わったペットボトルを使用しハーブや小さめの野菜を植えよう!という動きが世界中で高まってきました。
ヨーロッパでは豊かな暮らしをしている人でもリサイクルストアに行ったり、古本や古着を買ったりするのがごく普通なこと。
わたしもビオストアで買った種を使ってハーブを空きペットボトルに植え始めました。
ペットボトルを半分に切って植えるだけ。新しい鉢を買わずに楽しめるの良い(*^^*)
4日もすれば、植えたオーガニックのミズナが伸びて!お昼は寿司飯とスモークサーモンとミズナのランチになりました。
美味しい!
ベトナムの生春巻きも作ってみました。
私たちがひとりひとりが日常生活の中でプラスチックを減らしていけたら、もっと安全で環境にやさしい地球を未来の子供たちに残せていけることができるでしょう。
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