【冷え知らずの台湾女性から学ぶ】体を温める台湾の薬膳スープ
とっても簡単な中国薬膳のお肉を使わない素食スワンラータン湯レシピ。大学時代、台湾に住んでいた頃によく飲んでいたスープ。 体が冷えているなと思ったときはこのスープを飲むと体が芯から温まります。台湾・香港・中国では女性の体を冷やしてはいけないというのは基本的な考え方。台湾ではレストランで日本のように氷入りのお水を出されることはまずありません。台湾でも香港でも温かいお茶を出されるのが普通。冬は火鍋に、なつめやしょうがを使った料理を食べて体を温める。香港では老火湯という薬膳スープが日常的に飲まれています。特に女性は体の冷えをほうっておくと、体がだるくなったり、肩こりの原因、やる気がでない、集中力が続かないなど、心の疲れにもつながります。
中国では、体の疲れは体内をめぐるエネルギーの不足や、全身の血行が悪くなっていると起こると考えられます。 エネルギーがわいてくるように体を整えるには酢が、血行をよくして体を温めるにはしょうがが効果的。中国では昔から黒酢、お酢が重宝されています。 さらに、疲れの軽減にはしっかりと睡眠をとって体を休めることも大事。ヴィーガンレシピの場合は卵を抜いて、 普通のサンラータン湯を作りたい方は豚肉を加えてみて。それではつくってみましょう。
Ingredients
3人分
おかわりできるよう少し多めに作ります。
- しいたけ 4個 スライスする。
- 黒きくらげ 3個 水に戻して細く切る。
- 長ネギ 半分 刻んだもの
- 絹ごし豆腐 40グラム(あれば)
- しょうが 30グラム(無農薬のしょうがを皮ごとすります。)
- 溶き卵 1個
- ベジタリアンの中華だし 大さじ1(普通に作りたい場合は鶏がらスープの素(粒)
- 黒酢、又は穀物酢 大さじ1
- 酒 (なければ白ワイン) 大さじ4
- ごま油 大さじ3
- 水溶き片栗粉 80cc
Method
1.鍋に油を入れて中火にかけ、長ネギ、しいたけをさっと炒める。(豚肉を加えたい方は豚バラかたまり肉 50gほど一緒に炒めます。)
2.水を650cc、すりおろしたしょうが、細く刻んだ黒きくらげ、ベジタリアン中華だしのスープの素をいれて煮立て、そのあと酒を加えて15分ほど煮る。
3.黒酢(なければ穀物酢)、水溶き片栗粉を加えて混ぜながらさっと煮る。 豆腐(あれば)を加えて最後に溶き卵を回し入れて強火にし、すぐに火を止める。
4.火を止めた後ごま油を加えて出来上がり。 サンラータン湯にごはんをいれておじやとして食べるのも美味しいです。
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