【Rob Greenfield】という一人の男性の生き方

今日はRob Greenfield(ロブ・グリーンフィールド)という、一人のアメリカ人男性の生き方をご紹介します。

彼は、持続可能で人と人がもっと繋がる世界への道を導くことに専念する活動家として 、重要な地球規模の問題に注意を向け、前向きな変化を促すよう努力している環境活動家です。


彼は運転免許も持っていませんし、毎月の請求書は届きませんし、車もありません。移動には自転車  を使用しています。ロブはできる限りシンプルな生き方を心がけ、モノを持たないようにしています。


ロブ・グリーンフィールドは、持続可能な生活、自給自足、ミニマリズム、オフグリッド生活、ゼロウェイストを目標に活動しており、私たちがお金を貯めることを人生の目的としている中、彼は人と人の繋がりを重視し、メディア、YOUTUBE の収入の100%を非営利団体に寄付しています。

本日は彼のこちらの YouTubeチャンネルの内容の一部をご紹介します。


ロブ:世の中がお金でまわっていることは承知のことですが、私はある時から自分の生き方を変えてみることにしました。この地球のみなの安心材料はお金です。

お金を得ることによって人生が満ち足りていると感じ、安心を得ています。

私はそんな社会に疑問を感じていました。
自分だけのお金を稼ぐよりもっと自然と繋がって、環境のためや助けが必要な人々の為にボランティアをしたり、世の中にいいことをしたいって思っていたんです。

私はクレジットカード、デビットカードをキャンセルし、全ての銀行口座を閉じました。

持っているのはわずかな現金だけです。
今払っている家賃はわたしにはありません。
家賃を払う代わりに友人の為にガーデンを作ったりして、エクスチェンジワークをしています。
私にはお金という安心材料は必要ないからです。

子供についてですが、私はまだ33歳ですが、25歳の時に私はVasectomy(精管切除)の手術を受け、子供をつくらないことに決めました。
なぜなら世界には助けを必要とした子供たちがすでに溢れているからです。

  私は世界に子供が必要だと言われたときや、赤ちゃんができないために女の子が私に興味を示さなかったとき、 私は何度か悲しむことがありました。 しかし、それらのまれな瞬間に、私がやったことをやろうと決心した理由を思い出し、それが私にとって正しい選択であったことをすぐに確信しました。
 私がそう決めた理由は、 以下にあります。
1.(アメリカで)私がこれまでにデートしたほとんどすべての女の子は、避妊による​​ホルモンの不均衡によるうつ病や不安に苦しんでいます。愛する人には絶対経験してほしくないと思ったので、自分で避妊の役割を引き受けました。

 2.避妊は男性と女性の平等な責任だと思います。私の考えでは、男性と女性はすべての面で平等です。確かに、私たちの性別にはいくつかの大きな違いがありますが、一方が他方なしでは存在できず、責任は両方の性別に等しくあるべきです。

 3.私は製薬業界をサポートしていません。多くの女性が避妊のために苦しんでいる悪影響に加えて、毒素は私たちの体に悪影響を及ぼし、その影響は水系に流れ込んだときにも続き、人間、動物、そして私たちの自然環境に影響を与えます。 人類の健康と幸福は有益な事業であってはなりませんが、製薬業界は10億ドルまたは1兆ドルの業界です。お金がそれほど大きな要因であり、市民の真の健康が最優先事項であるとは思えない場合、優先順位はしばしば歪められます。 

 4.世界をより良い場所にするために子供を育てることができるので、私はまさに子供を産むべきタイプの男だと言われることがあります。
私の使命は、地球を私たち全員にとってより幸せで健康的な場所にすることですが、それを行うために自分の子供は必要ありません。 代わりに、私は大衆がお互いと私たちの地球を尊重して扱うように教育し、刺激することに時間を費やしています。 たとえば、教室で数百人または数千人の子供を育てるのを手伝っている教師を例にとってみましょう。すべての子供が自分の子供であるため、これらの教師は前向きな影響を与えるために自分の子供を必要としません。私もそう感じました。 

 5.子供を持つよりもやりたいことがたくさんあります。それ自体が私にとって十分な理由です。

 6.地球上に人が不足することはありません。人口は現在70億人で、急速に増加しています。毎秒5人が生まれ、2人だけが亡くなります。私たちの爆発的な人口は、将来、物事をはるかに困難にする可能性があり、すでにそうしているようです。自分で人口を増やす必要はないと思います。 

 7.もうゴミ箱を作りたくありません。避妊業界は、コンドームとその包装紙からピルや同様の製品のプラスチックパッケージに至るまで、多くのゴミを出します。これらのものはすべて埋め立て地に行き着くか、さらに悪いことに、私たちの街路や水路に行き着きます。私はゴミのない生活を送ろうとしていますが、これはそのライフスタイルのごく一部です。ゴミを出すのをやめるために私が選んだ方法は何百もあります。 

 8.子供を産む別の方法があります。もし私に子供がいたら、私はむしろ絶望している子供を養子にして助けたいと思います。

 ある人は家庭という形を作りたいために子供を当たり前のように作るかもしれません。

 私はただ自分のレガシーを得るために子供を作ろうとは全く思いません。

 子育てはとても美しいことだと思いますし、環境にやさしい方法で素晴らしい人を育てることに人生を捧げてきた親には、心から敬意を表します。私たちには子供が必要であり、知的で思いやりのある子供が必要です。現在、またはこれらの人々を育ててきたすべての人に感謝します! 

私は私の人生を生きています。

誰かの人生をマネするのではなく、自分で自分の人生をデザインしたいのです。

私はみんなにわたしのように生きろと言っているのではないですが。

私には貯金もないですし、老後の貯蓄もありません。しかし、わたしには別の貯蓄があります。
それは、私はより良い社会の為に活動すること、人々と繋がり、いい関係を築くことが自分の貯蓄だと確信しています。

お互いを助け合うことによって、それがあなたの人生の貯蓄になるのです。


私は移動手段でもある大切なバンブー自転車が何者かによって盗まれる事件がありました。

私はすぐに自分と向き合うことを 強いられました。

 どうやったら、この悪い状況を良い状況へと変えられるかって。 

 それこそ、私が社会の中で 実現したいことだからです。

日々、何千人もの人が自転車を盗まれています。 わたしの状況はまだ良い方かもしれない。いくつかの選択肢があるから。
でも、自転車を盗まれた大勢の子どもの中には、経済的に買い直せない子もいるかもしれない。 
だから、決めました。
自転車を盗まれた子ども 10人分の 自転車をファンドレイズすることを。胸を痛めている子供たちのために。

 僕のバッドデイを、彼らのグッドデイに変えるんです。

 「憎しみでは憎しみは癒せない。闇は闇を打ち消せない。」

 キング牧師の言葉です。 

悪い行いでは悪い行いは無くならない。良い行いだけが悪を打ち消せるんです。

私が立ち上げた「自転車ファンドレイジング」では、$3,000 の目標金額に対して、3日間で $4,200 以上の寄付が集まりました。そして、わたしが自電車をなくしたという動画をアップした二日後には、わたしのバイクを盗んだ本人がわたしの元にバイクを返しに来たんです!

私のバイクを盗んだジョニーという男性を警察に通報しませんでした。
彼と私の間には法律は必要ありません。
代わりに、私は彼をハグしました。
なぜなら、刑務所の時間は社会の問題を解決しないからです。

必要なのは思いやりの社会です。
Rob Greenfield



ロブ・グリーンフィールドの生き方・後編はこちらで読めます。



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