【面白いフランス語を学んでみよう】私たちの日常生活で知らない間に使っているフランス語
Les premières neiges sont arrivées ce dimanche matin!
(The first snow has arrived this sunday morning!)
待ちに待っていた雪がとうとう降りました!
さっそくおじいちゃんに報告。
「ボンジュール!おじいちゃん、雪、やっと降ったね。」
「ああ、やっと降ったね、これからはもっと降るだろうね、薪をもっとたこう。」
90歳のおじいちゃんは運転もするし、薪割もするし、毎日おばあちゃんの代わりに買い物にも行くし、デザートも作るしダンディーで素晴らしい。
おばあちゃんも会いに行くたび、「マシェリ、これ作ったわ。」
とマカロニグラタンや、きのこ、シャンピニオンの料理、など本当に料理上手。
しかも服がおしゃれ、といても全然着飾っていなくて、シンプルビューティー。
ところで、二人の家を訪ねるたびにおじいちゃんに聞かれること。
「フランス語の調子はどうだい?」
わたしのフランス語はまだまだ初心者です。
フランス語の勉強を始めて最初に言えることは、フランス語を勉強することによって英語の語彙力がすごく上がるということ。
歴史を辿ると英語の語源は、ラテン語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語などから来ていますが、フランス語を勉強しているとフランス語由来の英語は驚くほど多いので文法は抜きにして語彙力はかなりアップします。
英語はラテン語由来の言葉が多いことは有名ですが、フランス語由来の言葉も同じくらいの数があるのでフランス語を勉強していたはずが英語の単語も勉強していた、ということになっていました。
それではなぜこんなにも英語の語彙の中にフランス語がラテン語に負けないくらい多いのでしょう?
その歴史を辿ってみました。
1066年のノルマン征服の後、アングロノルマン語(旧フランス語)は英国のエリートの言語になっていました。300年間もの間、ノルマン言語(旧フランス語)は英国のエリートが一般人と区別するために使用した言葉でした。 それゆえ、英語での贅沢品、食べ物、退屈なことについて話すときに、膨大な量のフランス語を見つけられるのです。
退屈なことですね!興味深いです。
それでは次に私たちが知らないうちに日本語の中で使っているフランス語を紹介します。
デジャヴ 意味は過去にどこかで体験したことがあるかのような感覚を覚えることですよね。日本語も同じ。
フランス語だと Déjà (すでに) vu(見るの過去形で見た)という意味で Déjà vu となります。英語だと already seen です。
クレープ
これは皆さん知っているのかもしれませんがフランス語からきている言葉です。crêpe とかいて読み方はrの入るのでクレップ。タルトもフランス語でtarte です。ジェニーおばあちゃんもよく作ってくれます。
アヴェック
アヴェックってすでに使われれないですよね、私の祖父が、あ~海辺で歩いてたアヴェックがね~なんて言っていたような。これもフランス語でavec. 毎日、何回も使います。英語の with です。ジョナに日本語での意味を説明すると、そーう。面白いね。カップルか、そう言われてみればフランス語で Tu es avec qui? みたいな表現があるよ、と言っていました。たとえばパーティーなどに行ったときに、自分の隣りに女の子がいたら、今あなた誰といるの?Tu es avec qui? と周りに聞かれることがあります。この意味は誰と付き合っているの?という意味だそうです。もしかしたらそこからアヴェックの日本語の意味がきているのかもしれませんね。
アバンチュール
古い!ですね。しかし日本語の意味と全然違います。意味はアドヴェンチャー。冒険です。
ヴァカンス
休暇、ホリデーです。フランス語を勉強していると日本語の外来語がフランス語の意味と混ざって日本語の外来語がよくわからなくなってきています。
母に、最近行ってきたヴァカンスでね~、と電話で話すと、(私は真剣な会話で普通です。) え、ヴァカンス?なんだか表現古くさくなったわね、と言われました。日本語だとホリデーですね、きっと。
クロワッサン
クロワッサンです!その他、グラタン、カフェオレ、ポタージュ、アラカルトなどもフランス語からきています。
そして、こちらが英語とフランス語、以下が同じ語彙です。
読み方は少し異なりますが、簡単な英語の語彙でフランス語と同じものは Information, Attention, Communication, Transformation, Télévision, Table. Stable. Adorable, Visible, Comfortable, Restaurant dentist(e), ambulance, amuse, weekend,, question, などです。これでもたったの1パーセントぐらいを紹介できたぐらいで数えきれないほどの共通語があります。
最後にフランス語を話す人が英語を話すとき、いつも苦労する発音、それは H です。フランス語は H がついていても発音しないのからです。
例えば、よく聞く言葉で困惑するのは 「 I need a aircut, 」「Are you angry?」です。最初の意味は hair cut です。二つ目のセンテンスは are you hungry? お腹すいた?と聞きたいのです。いつも H を発音してくれないので、怒っているの、おなかすいているの?え、どっちなのか少し困惑します。Hospital, Hotel も オピタル、オテルになります。
どうしてHの発音がそんなに難しいの?と思ってしまいますが、私たちが w の発音を口をすぼめてできないと一緒なのかなと感じます。
フランス語を勉強していて一番感じることはフランス語を発音するとき英語よりも更に唇を使うということです。フランス語を話そうとすると自然と唇が前に出てきます。
そうなんです、フランス語を話す人は会話をするとき、口がくちばしみたいに出てる、とよく言われていますが、これは本当です。こんなにも唇の筋肉を使ったことは私にはいままでないでしょう。
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